個別指導・自習教室と自宅学習

授業形態:
DECでは個別指導と自習教室をメインの授業形態としております。 統一されたカリキュラムで、すべての生徒に同じことを教える一斉授業ではなく、 各人のご要望に応じた内容を、各個人毎に学習するという形で授業が行われます。

「中学入試を検討されている方」、「苦手科目を克服したい方」、「得意な科目をもっと深く学びたい方」、 「インター校に入学したけど英語に不安のある方」、逆に「インター生なので国語が不安な方」、 様々なニーズに合わせ学習計画が立てられます。

一人ひとりの学習状況・目標を考慮しながら授業を進めます。授業は各生徒に対して、 その生徒に合わせた解説・演習が行われますので、各自に適切な学習環境がご提供できます。 同じ学年・同じ科目なのに、教材が異なる場合もあります。
また、各自、自分の作業に集中できますので、例えば、クラス授業でありがちな「皆が解き終わるまで待たされる。」とか、 「まだ理解できていないのに次の内容に進んでしまった。」といった、無駄な時間が発生しません。 このような形態ですので、1クラスの定員は3名が限界となります。 ある目的に特化したコースも、いくつかご用意しておりますが、この「個別学習」+「自習教室」が、基本形態となります。

また、スクールでは各会員のニーズに、完全にお答えできる授業を行いたいと考えております。 ただ、当スクールでご提供できないものもございますので、その場合は、大変申しわけございませんが、 スクールでは対応出来ない旨と、代替手段をご提案いたします。まずは、お問い合わせいただけると幸甚です。

自習教室:
原則として、科目毎に週1回の授業を組みますが、どうしても各会員に学問を習得していただくにはそれだけでは足りません。
 「自主的に課題に取り組める能力」
 「効果的な学習メソッドの確立」
を得るためには、どうしても学習時間を増やさねばなりません。

そのために、DECでは無料の自習教室を毎日開講しております。授業時間以外に定期的にスクールに来て、学習していただくものです。 授業時以外でも、スクールで学習することが可能です。ご家庭での勉強がはかどらなくとも、定期的に自習教室にご参加いただくことによって、 授業時間中に不足した演習、学校から出された課題などのお手伝いをすることが出来ます。

自習教室というと、ただ教室を借りて、そこで勉強するだけというイメージをお持ちかも知れません。 ですが、ただ単に勉強するだけの、図書館たる場所をご提供しているのではありません。 DECでは、自習に来た生徒も、講師が授業をしている教室に同席していただきす。折角、勉強しに来てくれた訳ですから、放ったらかしにはしません。

「その日の課題をきちんと終わらせた。」
「理解できなかった内容がわかった。」など、
スクールに来た以上、何らかの成果、会員自身が達成したものを、持ち帰っていただきたます。 自習教室と称して生徒を放っておくような、名ばかりの教場開放はいたしません。

自宅学習サポート:
授業時以外にも講師と会員とは相互に連絡を取りあいます。
DECでは、各会員・保護者の皆様とスクールは、お互いOnline上で繋がり、 お通いの学校や当スクールから出された課題など、会員お一人では解決できないときの為に、いつでも窓口を開いております。
Onlineというと「配信された映像解説を見て、与えられた課題を解いて提出する。」という形が主流でしょうか。
しかし、その方式は、宿題の量が増えただけではないのでしょうか。。。

DECは個別対応です。スクールにいなくとも常に個別に対応します。
「1.いつでも講師に質問をすることが出来る体制。」
「2.必要なときに、スクールから必要な課題をお送りする体制」
を維持します。どんなときでも、日々の学習に支障をきたさぬ、インターラクテイブな学習環境を推進して参ります。

密な連絡体制:
また、保護者の方々へも適宜ご連絡を申し上げます。DECではすべての会員の保護者の皆様とLineで繋がっています。 学習進捗状況のご報告・ご相談にはいつでも対応いたします。 進捗状況が芳しくないときには、自習教室を増やしてもらったり、ご家庭で行っていただきたいことをご提案する場合などもございます。 よほど緊急でない限り、お電話でお時間を頂戴するようなことはいたしません。 逆に、ご意見・ご要望などがおありのときに、お問い合わせいただくことも可能です。 学習に関するご相談は、思いついたときにお送りいただけます。



放課後Study 【日本人学校生・インター生対象】

放課後Studyは、主に小学校低学年を対象に、学習習慣の確立を目指すコースです。
「きちんとした学習習慣をつけ、後々の学習の礎を確立する。」
「学問は決してつまらないものではない。勉強を続けることは楽しいことだとご理解いただく。」 の2点を第一義とします。

本講座は、自主学習をベースとしますが、必ずチューターがつき、学習のお手伝いをいたします。

「勉強しなさい!」「宿題、終わったの?」「もっと、頑張れ。」はすべてNGワードです。これでは、子供の自立は望めません。
成績が低い場合は、達成したことを褒めて上げてください。
宿題をしない場合は、時間の観念を植え付けてください。 例えば、「お風呂は何時にする?」「夕食は何時?」など、日々の生活の中に時間の観念を入れ、「20:00って、あなたの好きなTV番組とかもやってないよね。 ここで、宿題を片付けたら良いんじゃない?」などと提案すればよいのです。

「放課後Study」は、決まった曜日・時間にスクールに来て、 徐々に、効果的な学習方法を獲得させ、自主的に学習の出来る生徒にすることを第一義といたします。

本講座をご受講いただくことによって、講座卒業後も、自身で課題を見つけ、しっかりと学習できる生徒になります。



英検対策講座 【日本人学校生・インター生対象】

本講座は、年に3回行われるペーパーベースでの英検に合格するための対策講座です。(TeapやCBTに関しては別途お問い合わせください)
担当講師と受講者が相談の上、スケジュールを作成する講座です。受講者の学習進捗状況により 受講回数が異なりますが、概ね本試験2ヶ月前から8~10回の授業開講となります。

単語の学習は、各会員のスマートフォンやPC・タブレット上に、単語帳を作りすべてオンライン上で行います。 自習教室の際や、ご自宅でいつでも練習ができる体制を取ります。 また、リスニングの練習のためのシャドウイング用データも、会員のデバイスに送信されます。

新方式での英検は、Item Response Theory(IRT)に基づいた、CSEという英検協会が独自に算出する得点を元に合否が決まります。 今までのように素点で何%取れば合格という評価ではなく、IRTの計算をしなければ合否が予測出来ません。 当スクールでは各受験予定者に対し、この計算を行ってCSEを割り出し、現在の状況をご家庭にフィードバックいたしております。
※本講座は英検の対策講座です。本試験は別途、日本英語検定協会にお申込みください。
※二次試験対策は無料です。担当講師にお問い合せください。

会員以外の方もご参加も可能ですが、学習進捗状況をしっかりと把握しなければいけないため、 本試験の、少なくとも2月前くらいまでには、お問い合わせください。体験授業を受講いただき、 「今、必要な学習は何か。」「どのくらいの授業回数が必要か。」をご報告します。

【工事中】
DECでは各会員の英語リテラシーの目安として、CEFRを採用してます。
様々な言語レベルの指標として、TOEFLやIELTS、最近では英検も採用した国際評価基準です。
詳細はこちらをご覧ください。



定期テスト対策 【日本人学校生対象】

基本的に自習ベースで行われます。ただし、自習とは言っても、それは、会員の自主学習を促すという建前で、 通常の自習教室同様、スクールに来た会員は原則として教室に入り、 講師から、逐一アドバイスを受けての学習となります。

対策期間中は、受講科目に関係なくすべての科目の対策をいたします。 各会員の学習進捗状況と科目バランスを考え、会員のやりたい科目をやらせるだけではなく、
「この生徒には、今は社会科の用語を漢字で書けるようにしなければいけない。」や、 「この生徒は、理科のここがわかっていないので、解説をしなければ。」など、また、 「提出物が片付いていない!! 少なくとも、今日中に1教科終わらせられるようしなくては。」など、 対応は様々になります。

生徒一人ひとりにあわせた対応が、定期テスト対策にもあるはずです。DECはどうすれば成績をあげられるのかを最優先に、 見栄えの良い形ばかりの授業は否定し、個々人にあわせた、型に捕らわれない個別指導を今後も追求していきます。



Pre Int'l 【インター生対象】

Pre Int'l(プレ・インター)は、 「インターナショナルスクールにご入学する予定の方」、 および、「入学後まもない方」のお手伝いをする講座です。 VocabularyとGrammarを初期の英語学習の2本柱と位置づけ、 言語リテラシーの向上を目指すことによって、 インター校での総合的な学力向上を目指します。

インター校に入学して、ほとんどの方が困るのが、今まで学んできた英語と、 実際に学校で要求される英語力に乖離があること。
残念ながら、日本の小・中学校で学ぶ英語は、本当に基本的なことだけしか扱いません。 本講座では、「本物の英語」をお教えします。
また、インター校で課された課題の対応、入学試験科目の指導、 入学後のHWやReportの書き方など、 新しい環境での学習がスムーズに運ぶようにお手伝いをいたします。

これからインター校にご入学される方には、学校選びもお手伝い申し上げます。 バンコク内にあるインター校、どの学校をご選択すればよいのか、 各校別の特徴とお子様の状況を踏まえてアドバイス差し上げることが出来ると自負しております。



Academic Writing 【インター生対象】

本講座では、TOEFL・IELTSなどの資格試験や、インター生が日常で行うessayの書き方を学びます。 英文essayは非常にsystematicで、細かい規則がたくさんあります。それらを1つずつ理解してきちんとしたessayが書けるようにしなければいけません。

最初は、1-paragraph構成でのEffectiveな文が書けることを主眼に、文語としての英文の書き方を学びます。 特に、この段階では口語表現やslangを使わない文を書くことも同時に学んで行きます。 どの生徒も、最初は口語表現をそのまま文書化される傾向があります。 それらを矯正しながら、さらに、Parrot Phrase(決り文句)、Transition Word(つなぎ言葉)を暗記していっていただきます。 まずは、最初のこの段階で、「フォーマルな文語」を書けるようにしていきます。

次に、paragraphを増やし、徐々に5-paragraphまでの書き方を学習していきます。 それぞれのparagraphの役割と、相互の関係を学んでいきます。 この段階では、paraphrase(言いかえ言葉)にも注目し、多彩な文章表現が出来るよう学習していきます。



IB: International Baccalaureate 【インター生対象】

本講座はIBに特化した講座です。受講可能科目はHL・SLに限らず、Math・Physics・Chemistory・Biologyに限らせていただきます。 その他の科目に関しては、適宜ご相談ください。

IBは日本のカリキュラムに照らし合わせると、およそ高校~大学1年生位のレベルの内容となります。 流石に、これを独学で完成させるのは難しいものがあります。

当スクールでは、Final ExamとPredictの両方におけるscore upを念頭に指導にあたります。
1. Final Examに向け、各Paper毎の対策を踏まえ、効果的な学習をご提供します。授業の際は、主に各paperへの対策が中心となります。
2. Predict Scoreの底上げのために、IA・EE・TOKに関しても、しっかりとサポートする体制を整えています。授業内で共に完成させることもありますが、 自習教室にいらっしゃっていただいたり、Lineなどでご質問いただいたり、ありとあらゆる方法で完成させていきます。

当スクールの過去のIB生たちのscoreは、38/45~43/45です。 皆、良く頑張ってくれました。



IGCSE・IGCE・A-Level 【インター生対象】

ケンブリッジプログラム対応コースです。 イギリスの大学入試公的資格認定試験であるIGCSE・IGCEに対応します。

Year10・11の間にIGCSEの対策を行い、KS4を修了しsixth formにはいる段階でA-Levelへと接続するコースです。

※Sixth formの段階でIBに切り替える場合は、IBコースに接続します。
※Sixth formの段階でSATに切り替える場合は、個別に対応しますのでご相談ください。
※Singapole Curriculumの場合は、別途ご相談ください。


IGCSEにしろ、A-Levelにしろ、ちょっと癖がありますので経験のある講師が担当するのが、 成績向上への近道です。
DECには世界各国で頑張っている卒業生(もちろん日本にも)がいます。 彼ら・彼女らは、KS4の段階で次のステップに繋がる様、万全の対策をして学習しました。 その一助を担うことが、当スクールの使命と考えます。

当スクールでは、CIE・EDEXCELの両団体に対応します。AQAなどの他団体に関しましては、 今までご依頼を受けたことがございませんので、お問い合わせいただけるようお願い申し上げます。



TOEFL・IELTS 【インター生対象】

高校生にとって、TOEFLやIELTSは、大学受験の際の英語リテラシーの証明書として避けられない資格試験です。 海外の大学を受験する際、また昨今では、日本の大学でも、これらのスコアはその後の進学に非常に大きな影響力を与えます。

当スクールでは、ハイスクール卒業時でiBTでは80、IELTSは6.5を最低ラインと捉え、指導にあたっております。 およそCEFRでのB2レベルとなります。早い段階でこのレベルに達する会員は、さらにC1レベル(iBT95 or IELTS7.5)を次の目標とします。 iBTで100を超えだすと、世界ランキング上位の大学が視野に入ってきます。

【工事中】
DECでは各会員の英語リテラシーの目安として、CEFRを採用してます。
様々な言語レベルの指標として、TOEFLやIELTS、最近では英検も採用した国際評価基準です。
詳細はこちらをご覧ください。




Online授業 【主にタイ国外の生徒対象】

DECでは、2018年より、オンラインでの授業を開講しております。 主にタイ国外の遠隔地に住むIB生、通塾の難しいインター生・大学生を対象としたOnline講座です。 ビデオ通話を利用して、リアルタイムでの授業を行います。
※2020年より、日本カリキュラムで学ぶ、中学生・高校生の会員も受講可能としました。

そもそも本講座を開講したきっかけは、当スクールの会員がタイを離れることになり、 別の国に移住されることになったのですが、その後「どうしてもDECの授業を受けたい。」との連絡があり、 「う~ん、でも、そちらの国で開校するのは。。。でも、困っているのだから。。。」ということで、 苦肉の策で始めたのがきっかけです。

当初は、目の前で教えられないことや、通信状態の信頼性など、 様々な不安要素がありましたが、現在まで順調に開講し続け、 確実に成果が出ているものと自負しております。

1名から始めたオンライン授業ですが、生徒が友達を呼んで来て、 また、その友達が友達を呼び、2019年の段階で、卒業生1名(上智大学経済学部進学)を送り出し、 2020年10月現在で上智大学に2名を送り出し、現在、在校生3名(タイ国外のIB生+タイ国内の大学生+日本に本帰国した高校生)と共に学んでいます。

市井では、Onlineと称し、ただ授業を見栄え良く撮影して配信しているだけの学校もあります。ですが、DECでは必ずon timeで生徒と向かいます。 ただ単に、先生の授業を撮影して配信するだけでは駄目です。よほど、やる気のある生徒ならば、それでも良いかも知れませんが、 本来は、講師がその授業時間内で、生徒の思考・必要な課題を分析し、次に繋げる必要があります。

宿題を多く出して、その評価をする。そんな方法もあるかも知れません。 ですが、リアルタイムに共に学び、その生徒に必要なことを分析することに勝ることはないとDECでは考えます。

教授とは人対人。講義が見たいならばYoutube等で探せばいくらでもあります。DECは配信だけして、ただ生徒たちに努力を強いるだけのOnlineの利用を否定します。 講師が教え子と直接向かい合うようなonline利用、それが無理なら教室で指導するべきです。およそ先生と呼ばれる講師たちは、もっと努力すべきです。

※OnLine授業にて個別対応をする性質上、1対1での開講になることが多くなります。 スクールでは、開講時間を確保するため、主に日曜日、または平日の早い時間をお願いしております。
※時差によっては、開講時間をご相談いただくこととなりますが、ご希望に添えないこともございます。 ご理解いただけるよう、お願い申し上げます。




Linear algebra(線形代数学) 【大学生対象】

理工系の学生が、大学でまず困るのがこの線形代数だと思います。 何が大学生たちを困らせているのか?
「4次元だって意味がわからないのに、5次元だとか6次元だとか、n次元だとか。。。」
「何の計算してるのかがわからない。。。」といったところでしょうか。

ですが、この学問はかなり強力なツールです。煩雑な数式をシンプルにまとめ、 非常にシステマティックに解を導き出します。 応用例としては、この学問はコンピュータでの画像処理(3次元処理なんてあっという間)や、統計学、量子力学などで 活躍し、Googleもサイト評価システムに取り入れていたりします。およそ世の中の便利なものは、これがないと成り立ちません。

DECでは理工系に進学した大学生のために、この学問が何を意味しているのかをご理解いただいた上で、 共に学んでいきます。



Mathematical logic(数理論理学) 【大学生対象】

「1+1は2である」 当たり前のことです。しかし、数学者はここにきちんとした証明がないことが不満なので、 これをきちんと定義された数理体系から証明します。
「1+1=2って、そう、決めたんじゃないの。」と思われるかも知れません。。。

正直、数理論理学という学問そのものが、世の中に出て役に立つことはまずありません。 しかし、数学を勉強することにより身に付いた「論理的な思考」「その論理を各事象に当てはめる」 そんな力は多分に普遍的で、何処に行っても役に立ちます。

社会に出たら、否応なく色々な事を自分で勉強していかなければなりません。 新しい事を自分で勉強する時の武器は、まさに論理的思考だとスクールは 考えます。だから、どの大学も数理論理学を理系の初年度に教えるのではないでしょうか。

例えば、IT関連の技術者になったとしましょう。 コンピュータの中心部分CPUの中にある論理回路(and回路、or回路、not回路など) は人間の論理を機械が模倣するもので、PCがあらゆる複雑な計算を高速で行うための必須パーツです。 論理学研究の賜物です。このおかげで、我々現代人はスマホやPCを快適に操ることが出来るのです。
この学問を嫌う理系の学生も多いです。が、 当スクールでは何故この学問が必要なのか。論理とは何なのかを生徒とともに追求していきます。