1.能動的学習が本来の学問:自ら自身の可能性を伸ばせる様にする。

先生の言いなりにさせない

「言われた通りの解法を模倣せよ。」
そんな指導がまかり通っています。先生の板書を写し、問題を解き、何となくわかった気になって安心。でも、どうにも成績があがらない。。。

1つの問題に直面した時、その本質を理解し、自身の力で問題解決ができるようになる為には、模倣だけの解法では限界があります。
DECでは生徒一人ひとりの思考を分析し、その生徒にあった解説を踏まえ、その生徒にとって最も適した解決方法を生徒とともに構築していきます。 この際に、生徒が受身になるような指導はせず、生徒自身の考えを教えてもらいます。

受身中心で講義を聞くのではなく、生徒一人一人が主体的に学習できるようなシステムを今後も構築していきます。
このような学習を継続することで、生徒たちは自分自身で課題を見つけ、問題を解決するという力を身につけることができます。

間違えることを恐れさせない

どうしても苦手な分野はあるものです。「ある科目となると成績が伸びない。。。」
そんな生徒には「この苦手分野の問題を、何も資料を見ずに解いてごらん。どんなに間違っても、いっそのこと全部バツでも構わないよ。」と申し上げ、解く過程を拝見します。 まずは、何を苦手としているのかを、生徒自身がはっきりと理解することが重要です。そして、一緒に解決方法を考えていけばよいのです。 どんなに解答を間違えようとも決して叱りません。失敗は成功への過程です。間違いをはっきりさせて、その解決にはどうすれば良いのかを、生徒と共に考えていきます。

限界を勝手に決めさせない

「私は〇〇が苦手だから、次のテストで50点取れれば良いかな?」 そんな時は、「訳のわからない上限を決めるな。いくらでも伸ばせるでしょ。」と申し上げます。 子供の才能は無限です。伸びる限界を勝手に決めてはいけません。

2.学び続ける生徒を育成する:次のステップに繋がる学問を享受する。

常に前進する人間にする

例えば、日本国内の公立中学校から、私立のいわゆる偏差値の高い高校に進学したとします。さて、どう環境は変わるのでしょうか?
中学校生活とは異なり、ほぼ同じ位の学識を持った生徒が周りにいます。もしかすると、中学生時代、勉強が得意だった方も、その優越感は失われるかも知れません。
上には上がいます。そんなとき、萎えてしまうような教え子にはしたくありません。
付け焼き刃の試験対策や、入試で燃え尽きるような押し付けの指導はせず、どんな状況でも常に努力出来る人物になっていただくような勉強スタイルの確立を実現します。

時間の管理が出来るようにする

宿題や提出物が疎かになりがちな生徒は、得てして時間に関する観念が希薄です。逆に、「いついつくらいまでには、これを終わらせたい。」と考える生徒は、成績も総じて高い傾向にあり、 提出物も未提出になることは稀です。
何も、綿密なスケジュールを組まなくてはいけないというのではありません。大まかでも良いので、スケジュールに関する意識を持って行動できる様になっていただきたいのです。
ご家庭でも、「夕食は何時頃にする?」とか「お風呂は何時頃?」など時間の観念をそれとなく育んでいただけると良いです。
DECでは、例えば、試験前の数日間は「何曜日の何時に来て自習する」というように、生徒に決めていただき実行してもらいます。

3.最高の学習環境にするためにしなければいけないこと。

困った時、気軽に通え、質問ができる環境にする

生徒一人ひとりには、様々な達成したい目標があります。そのためには授業を受けた上で、学問を確立するための学習時間を確保しなければいけません。 では、授業で講師が授業を行い、大量の宿題を出してスパルタ式で指導すれば良いのでしょうか。
DECは少し違うと考えます。生徒たちが学問に困るタイミングはそれぞれ異なります。そんなときに、すぐに手を指し伸ばせる体制を整えておくべきだと 存じます。スクールでは、常に自習教室を開講しております。ただ単に教室をご提供して図書館として利用するのではなく、 授業をしている講師の教室に入り、常に質問ができる体制を維持します。
また、自習教室以外にもLineやメールでの質問は随時可能です。DECは個別対応です、ご質問に対しても授業と同様、個別にお答えします。 DECでは押し付けによる学習環境ではなく、生徒自らが自主的に学習できるシステムを構築しております。

自習教室を意味あるものにすること

学問を追求するには、得手不得手はありますが時間のかかるものです。週に2・3回の授業ではどうしても不十分になってしまいます。では宿題を多く出せば良いのかという問題になりますが、 やはり、講師がそばにいる環境をご提供し、一緒に課題をこなし、徐々に自主学習が出来るようにしてあげたいものです。
DECでは、自習生も教室に入って講師の元で勉強します。市井によくある「自習教室完備」の文言、でも本当に効果は出てますか?
チューターも付けてもらえず、放って置かれるだけなら問題外です。

型にとらわれず、各生徒が必要なことをする

「授業とは一体何なのか」難しい問題です。
見栄えの良い授業をして、ノートまとめの美しさを褒め、課題を出せば、それで良いのでしょうか。確かにしっかりした学習空間に見えます。

「で、その生徒の成績は上がったのか?」
DECはその点を最も注視します。私も先生になりたての若造の頃、授業研修を受け「視線のありかた」「話しかけの仕方」など事細かに習ったものです。(もう30年ほど前でしょうか。。。)
でも、そんなことはどうでも良いのです。およそ教育機関に課せられた至上命令は、生徒の学識を深めること。そのためには型などどうでも良いのです。 大切なことは、生徒一人ひとりにとって、今、この時点で教えなければいけないことを、個別に理解できるように教えることです。

DECの授業は、日によっては授業らしからぬ様相を呈す場合があります。でも、それはその生徒にとって、今、必要なことをしているのです。見た目で判断してはいけません。 当スクールは本気で生徒たちの学力向上を目指します。そのためには型など無視します。

教える側は教授法を常に研究すべし

例えば、英単語を100覚えなければいけない状況になったとき、「来週までに全部覚えてきなさい。」という教え方もあるかも知れません。 ですが、これは少々乱暴ですね。少し工夫して教えることを常に模索するべきだとDECではご提案します。
例えば、insist(主張する)という単語が覚えられない場合、中・高校生位の学齢の生徒であれば、in(中に)+sist(立つ)->「どこかに立ちはだかり、ここは自分の場所だと主張する。」と教えます。 すると、consist(共に立つ-->部分・要素から成り立つ)やdesist(立つことをやめる-->思いとどまる)という単語に容易に繋げていくことができます。

生徒が10人いれば10人思考が異なることも考慮しなければいけません。先の教え方はあくまでも高学年向け、低学年や英語が苦手な子には異なったアプローチをしていかなければなりません。

また、講師の側も常に学習しなければいけません。昨今は、教える学問のBack grand knowredgeが欠けたまま教壇に立つ先生が少なからずいます。講師に要求されるのは、その知識をひけらかすかのではなく、 生徒一人ひとりの学齢・思考を分析しながら、必要なことを教えることです。

連絡・報告システムの充実

日々、講師も保護者の皆様と同様に、目の前にいる生徒をどうやって導くかを考えています。学問的なご報告とご相談、これは我々教育に携わるものにとっては怠ってはいけないことと認識します。
「勉強に関してはこちらはプロです。」ということで、年に数回の面談などしか実施しない学校もあります。しかし、それで良いのでしょうか。
私も人の親ですから、教えていただいている先生とは密に連絡を取りたいものですし、実際そのようにしてます(嫌がられている可能性あり。。。)
我々は21世紀に生きています。Lineやe-mailなど、いくらでもスクールからコンタクトを取る手段はあります。 およそ教育に携わるものは、もっと努力すべきではないでしょうか。